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TEPCOひかり新CMは“あの歌”にのせた3つのショートストーリー

2005年11月16日(水) 15時09分
最終の映像チェックを行っているモニタ。写真奥、スタジオのオペレーターの方々が文字入れや映像の調整を行っていたの画像
最終の映像チェックを行っているモニタ。写真奥、スタジオのオペレーターの方々が文字入れや映像の調整を行っていた
CMのメイキング。本木雅弘さんバージョンの画像
CMのメイキング。本木雅弘さんバージョン
CMのメイキング。本上まなみさんバージョンの画像
CMのメイキング。本上まなみさんバージョン
CMのメイキング。山田孝之さんバージョンの画像
CMのメイキング。山田孝之さんバージョン
 11月上旬の都内某所のスタジオ。10名を超える人たちがモニタを覗き込み、何やら入念にチェックしている。そう、ここは11月19日(土)よりオンエアされるTEPCOひかり新CMの編集現場だ。今回は、CM完成間近のスタジオにお邪魔させていただいた。

 出演者は前回同様、本木雅弘さん、本上まなみさん、山田孝之さんの3人。出演者の個性を出しながら近未来的でスタイリッシュ日常を思わせる前回のCMから一転、今回は各々がビジネスマン、美容師、ADを演じ、オチまで付いたショートシネマ風だ。そして全編にわたって流れるのは、もうすっかりお馴染みとなった「テプコひかりに決めたのは〜」、奥華子さん歌うTEPCOソングだ。そう、“あの歌”が帰ってきたのだ。

 CMの撮影は10月下旬に、本木さん品川、本上さん日本橋、山田さん六本木で、一日ずつ行われた。そしてこの日は、映像編集の3日目最終日。スポンサーであるTEPCOさんの責任者も出席し、文字や色の調整など映像の最終チェックが行われていた。それではオンエア前に、少しだけ新CMを紹介しておこう。

 今回CMは、3バージョン制作された。それぞれ主役の3人が「テプコひかりに決めたのは〜」のフレーズにのって、リーズナブルな料金で加入できるTEPCOひかりで浮いたお金で「ささやかな幸せ」を見つけるというストーリーだ。約13.5秒の歌にあわせて15秒バージョンのみを制作したという新CMだが、各役柄の日常から、インターネットを活用する様子、そして手に入れた幸せまでがギュッと凝縮されていて見ごたえあり。

 まず本木さん扮するビジネスマンは、外資系のビジネスマンだ。仕事をバリバリとこなす彼が、「浮いたお金で〜マッサージ」を受けるというオチで、クールな表情が凝りと共にもみほぐされ、すっかりリラックスしてしまうというそのギャップが笑える。

 本上さんは、個性的なファッションに身を包んだこだわりの美容師。曲に溶け込んだ演技で表情が生き生きとしているのが印象的だ。そんな彼女は「回らないお寿司」でちょっと贅沢。

 そして山田さんはテレビ制作会社のAD。映画や音楽好きの今風の青年の贅沢は「タクシー」。タクシーに手を上げながら幸せそうに歌を口ずさむ姿がほほえましい。

 3つのささやかな贅沢は、幅広い世代の共感を呼びそうだ。ちなみに、マッサージ師、寿司職人、タクシードライバーともに本職の方々が出演しリアリティある映像に一役かっている。

 ところで、ホンワカした雰囲気のCMソング、一度聞いたら忘れないという方も多いだろう。この秘密は、歩くリズムであったり、心臓の鼓動であったりと、人間の体の中から自然と湧き出てくるリズムに近い、ということがあるようだ。奥さん自身、お部屋の中を歩きながら作曲したというから、これも頷ける。

 そしてこの歌、替え歌にして口ずさんだことはないだろうか? 前回のオンエアでは、子供たちがこの曲で替え唄を楽しんでいたという。忘年会シーズンの街に、思い思いのTEPCOソングが溢れるかも知れない!?

 このところ次々と話題のCMを送り出しているTEPCOひかりだが、このCMの関係者の間には不思議な力が働いているらしい。たとえば、まったく打ち合わせもなしに複数の人から同じ意見や感想が飛び出すことがたびたびあるとか。TEPCOひかり担当者によると「不思議な力を感じることすらある」と言う。こんな意識の外のチームワークのよさにも、CMヒットの秘密が隠されているのかもしれない。
《田村麻里子》
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