NTT-ME、MN7530のファームウェアをアップデート。UPnP対応、無線ローミング機能、IPループバック機能を追加 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

NTT-ME、MN7530のファームウェアをアップデート。UPnP対応、無線ローミング機能、IPループバック機能を追加

IT・デジタル その他
 NTT-MEのADSLモデム内蔵無線ブロードバンドルータ「MN7530」のファームウェアVer.1.20が公開された。追加されたのは、UPnP対応、無線ローミング機能、IPループバック機能など。本ファームウェアのサイズはWindows用が1,248Kバイト、Mac用が1,214Kバイト。NTT-MEのサイトからダウンロードできる。

 この新ファームウェアでは、UPnP機能の実装により、UPnP対応アプリケーションや対応機器の利用が可能になった。また、無線ローミング機能の追加により、企業などで複数台のMN7530を導入している場合には、無線LANクライアントの移動に合わせて近くのMN7530にローミング接続できるようになった。

 IPループバック機能は、送信先のグローバルIPアドレスが内部LAN内に存在する場合、ルータ内部でパケットを折り返して外部には出さない機能。これは、前バージョンのVer.1.11で採用された静的NAT機能を補完するもの。MN7530は4ポートのイーサネットポートを持ち、静的NATによりLAN側ポートに個別のグローバル固定IPアドレスを設定できる(複数の固定グローバルIPアドレスを持っていることが前提)。このような運用を行う場合、LAN内にグローバルの固定IPアドレスを持つメールサーバが存在するケースでは、サーバへの問い合わせを行ったさいにWAN側へのアクセスが発生しないことが望ましい。今回のアップデートにより、(MN7530に接続し動的NATで1つのIPアドレスをシェアしてインターネット接続を行う)クライアント側から、LAN内のメールサーバをグローバルIPで指定してアクセスした場合でも、外部ネットワークへのアクセスが発生しないようになった。
《RBB TODAY》
【注目の記事】[PR]

特集

page top