USENグループ、法人向け光ファイバサービスの品質向上に向けた3つの実験をスタート | RBB TODAY
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USENグループ、法人向け光ファイバサービスの品質向上に向けた3つの実験をスタート

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 有線ブロードネットワークス(USEN)の子会社であるユーズコミュニケーションズは、FTTxインターネット接続サービス「BROAD-GATE」の強化に向け、MPLSやRPR、エッジBGP4の実用試験をおこなうと発表した。

 MPLS(Multi-Protocol Label Switching)は高速にパケットを転送する技術で、VPNのように利用することができる。これにより、BROAD-GATE 02加入者同士が専用線のようにユーズコミュニケーションズの光ファイバ網を使用できるようになる。RPR(Resilient Packet Ring)については、ユーズコミュニケーションズ光ファイバ網をリング型に変更しようというもの。現在、同社のネットワークはスター型・フルメッシュのネットワークトポロジで構成されているが、RPR対応機器によってリング型にすることで、障害耐性やコスト削減が可能だという。

 また、エッジBGP4は、基幹ネットワークにだけBGP4を採用するのでなく、末端ユーザの収容ルータ(エッジルータ)からBGP4を使用するというもの。ユーズコミュニケーションズ網内における経路情報の流通が困難になってきている状況に対応するもので、経路制御をスムーズに行えるなるなどのメリットがある。

 どちらの試験も、年内にフィールド実験まで終了する予定となっている。
《RBB TODAY》
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