ネットレイティングスは本日、国内の主要インスタントメッセージ(IM)サービスの利用動向をまとめた「インスタントメッセンジャー調査レポート」を発表した。
今回の調査は、今年7月の時点で各IMサービスに対応するアプリケーションソフトをパソコンにインストールしている人数と、実際にIMサービスを家庭から利用しているユーザ数をユニークオーディエンスベースで算出したもので、「MSN Messenger」、「Yahoo! Messenger」、「ICQ」、「AOL Instant Messenger」の4つのソフト(サービス)が対象になった。
それによれば、ソフトのインストール人数、実際の利用者数の双方でトップに立ったのはMSN Messengerで、4サービス合計のインストール人数の約75%(約225万人)、利用者数の約72%(約180万人)と圧倒的なシェアを占めており、国内の主要IMサービスの利用者のほぼ4人に3人はこのサービスを利用していることになる。
以下インストール人数・利用者数ともにYahoo! Messengerが2位、ICQが3位にランクインしたが、国内随一のポータルサイトを擁する2位のYahoo! Messengerでも利用者数はMSN Messengerの3分の1程度であり、ここでもMSN=マイクロソフトのサービスの強さが発揮された格好だ。
なお上記4つのIMサービスの総利用者数は約250万人で、ネットレイティングスの調べでは全インターネットユーザの10%に達しているという。
《RBB TODAY》
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