AnnexA.ex排除のTTCドラフト取り下げ −BBTecによるTTCへの働きかけが奏功 | RBB TODAY

AnnexA.ex排除のTTCドラフト取り下げ −BBTecによるTTCへの働きかけが奏功

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AnnexA.ex排除のTTCドラフト取り下げ −BBTecによるTTCへの働きかけが奏功
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 ビー・ビー・テクノロジーは30日、記者説明会を開き、情報通信技術委員会(TTC)のワーキンググループに提出されていたJJ-100.01(メタリック加入者線伝送システムのスペクトル管理)の修正ドラフトが取り下げになったことを明らかにした。

ビー・ビー・テクノロジー社長の孫正義氏


 8月22日に出された修正ドラフトはAnnexA.exを不適とするもので、ドラフトが正式に標準として採用された場合、それをもとにNTT東西がAnnexA.ex機器の接続を拒否する(できる)ようになる。今回のドラフト取り下げは、「AnnexA.exがJJ-100.01で認められた」のではなく、「AnnexA.exの扱いも含め、JJ-100.01の見直し作業をいちからやり直す」というものだが、ひとまずBBTecとしてはほっと一息といったところだろう。なお、この修正ドラフトについてBBTec側は、8月22日以前には「一度も同意していない」「一度も見ていない」としており、修正ドラフトの作成過程やTTCのサブワーキンググループ4-6-5への不信感をあらわにした。(7月30日のTTC会合についてBBTecは欠席している)

 また、BBTec側が求めていた、技術標準の策定に関する「中立な立場の」専門家委員会の設置についても総務省なども交えて検討する方向になり、この点でもBBTecの主張が認められたとのこと。これまでTTCにおいて技術標準を話し合う当事者が、いずれも事業者やメーカーなど利害関係を持つメンバーであったことから、BBTecが不満を表明、中立性の確保を求めていた。ただ、これについては単に議論の非効率化を招くだけになりかねないため、どのように検討が進むかは微妙なところだ。

 なお、BBTecによれば、すでに約8万のユーザに12Mサービスを提供しているが、これまでのところ他事業者のサービスに速度低下などの影響を与えているとのクレームは入っていないという。こうしたクレーム情報は利用者から事業者、総務省へと上がっていくスキームになっているとのことで、こうした「実績」が、AnnexA.exの正当性を主張する自信につながっているようだ。
《RBB TODAY》

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