NECは、同社のADSLモデム内蔵ルータ2機種(DR30F/CE・DR35FH/CE)のファームウェアをアップデートし、公開を開始した。最新バージョンは「Ver8.45.53」(両機種共通)。 今回のアップデートにより、新たにかんたん設定で複数の接続先を登録することができるようになり、接続先の選択が容易になったほか、以下の各機能が追加されている。・IPマスカレード時にWAN側にグローバルIPアドレス設定可能(固定IPのみ)・ポートマッピングのエントリ条件にプロトコル番号を設定可能・NTPによる時刻設定対応・ADSLのリンク速度を表示する機能・IPsecパススルー機能(トンネルモードのみ、サポートは1:1通信のみ) なおチップセットにGlobespanVirata社のものを利用する同等モデルDR30F/GS・DR35FH/GSに関しても、同様のファームウェアが9月下旬にリリースされる予定となっている。