シマンテック、W32.Chir@mmの亜種について警告。大量メール配信とあわせてファイル感染も | RBB TODAY
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シマンテック、W32.Chir@mmの亜種について警告。大量メール配信とあわせてファイル感染も

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 シマンテックは、6月8日に発見されたウイルスW32.Chir@mmの亜種、「W32.Chir.B@mm」に関する情報を公開した。W32.Chir.B@mmはメールによって感染を広げるワームタイプのウイルスで、ファイル感染機能も備えている。InternetExplorerの2つのセキュリティホールを使用することで、メールをプレビューしただけで発病するため大規模感染を引き起こすおそれがある。

 ウイルスが発病すると、アドレス帳や.adc、r.db、.doc、.xlsから収集したメールアドレス宛に、「ユーザ名 is coming!」というタイトルで自分自身を含むメールを送信する。W32.Chir.B@mmでは、オリジナルにあったバグが修正され、ローカルドライブおよびネットワークドライブ上のHTMLファイルや.exe、.scrファイルに感染するようになっている。

 W32.Chir.B@mmが使用するセキュリティホールは、オリジナルが使用していたものと同じで、IFRAMEとMIMEについての脆弱性。これらのIEのセキュリティホールは、累積的な修正プログラムを導入することで一括して修正することができる。
《RBB TODAY》
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