トレンドマイクロ、今年上半期のウイルス感染レポートを発表。KLEZとBADTRANS.Bがダントツに | RBB TODAY

トレンドマイクロ、今年上半期のウイルス感染レポートを発表。KLEZとBADTRANS.Bがダントツに

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 トレンドマイクロは、2002年上半期(1〜6月)のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、もっとも件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の9,999件で、2位のWORM_BADTRANS.B(バッドトランスB)の7,365件とともに、3位以下を大きく引き離してトップとなっている。

 大規模感染を起こしたKLEZとBADTRANS.Bは、いずれもInternet Explorerのセキュリティホールを使用して感染を広めるのが特徴で、このセキュリティホールを使うウイルスでは、ほかにもNIMDA(ニムダ)やWORM_ALIZ.A(アリズA)がランクインしている。対策としては、(1)セキュリティホールを修正するアップデートを適用し、さらに(2)侵入しているかもしれないウイルスを検出するために駆除ツールやアンチウイルス製品によるチェックを行わなければならない。どちらか片方の作業だけでは不十分なので注意して欲しい。

 上半期で特徴的なのは、日本語のメールタイトルの付くワームが短期間ながら感染を広めたことだろう。6位のWORM_FBOUND.Cがそれだ。2002年にあらたに登場したウイルスのうち、ランクインしたのはこのFBOUND.Cだけとなっている。多くの海外由来のワームが日本でそれほど広まらないのは、英語のメールタイトルや本文のものが多いからだと言われていた通説を裏付けるものといえるだろう。

 トレンドマイクロ発表の2002年上半期のウイルス被害ランキングは以下のとおり。

順位 ウイルス名 被害件数 発見時期
1位 WORM_KLEZ 9,999件 2001/10
2位 WORM_BADTRANS.B 7,365件 2001/11
3位 JS_EXCEPTION.GEN 868件 2001/11
4位 MTX 818件 2000/09
5位 NIMDA 577件 2001/09
6位 WORM_FBOUND.C 462件 2002/03
7位 PE_MAGISTR 340件 2001/03
8位 WORM_HYBRIS 330件 2000/11
9位 WORM_ALIZ.A 236件 2001/09
10位 X97M_LAROUX 230件 1997/11
《RBB TODAY》

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