三菱商事、無線端末同士がデータをリレーして自律分散型ネットワークを構築する「MOTERAN」の商用化へ | RBB TODAY

三菱商事、無線端末同士がデータをリレーして自律分散型ネットワークを構築する「MOTERAN」の商用化へ

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 三菱商事は、ドイツテレコムのエンジニアリング・コンサルティング子会社Detecon社と合弁会社を設立、リレー型移動体通信技術「MOTERAN」の商業化と供給を行うと発表した。

 MOTERAN(Mobile Telecommunication Radio and Relay Network)はドイツで発明されたリレー型の移動体通信技術で、基地局や交換局を使用せず、端末同士が自律的にネットワークを構築、通信を中継するというもので、音声・データ通信ネットワークを形成できる。端末が一定以上の密度で存在していれば、基地局などのインフラを整備せずに高速通信網を構築できることから、企業内の無線LANや公衆無線LANアクセスサービス、緊急時の代替ネットワーク、ITS(高度道路交通システム)などへの適用が検討されている。

 三菱商事では、まず今年秋にIEEE802.11b無線LAN用のMOTERANソフトウェアを発売する予定で、IEEE802.11bベースのネットワークの場合、通信速度は2Mbps程度になる。MOTERANでは、アクセスポイントとの距離に基づく制約がなくなり、もっとも近い任意の端末まで電波が届けばネットワーク全体に参加できるようになるため、これまでの無線LANよりも高いモビリティを実現できるという。
《RBB TODAY》

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