メルコ、無料の公共スペース向け無線LANスポット「FREESPOT」を発表。ルーセントと共同でビジネス向け展開も | RBB TODAY

メルコ、無料の公共スペース向け無線LANスポット「FREESPOT」を発表。ルーセントと共同でビジネス向け展開も

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メルコ、無料の公共スペース向け無線LANスポット「FREESPOT」を発表。ルーセントと共同でビジネス向け展開も
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 メルコと日本ルーセント・テクノロジーは共同で記者会見を行い、無料の無線LANスポット「FREESPOT(フリースポット)」と、VPNなどを併用した「BAO(BUFFALO Anywhere Office)」を発表した。

 フリースポットは、飲食店などの店舗内や、駅など公共の場所にオーナー負担でアクセスポイントとブロードバンド回線を設置。利用者に対して、無料でインターネット接続を提供するというもの。利用者は無線LAN(11b)を利用できるノートパソコンを持ち込むだけでよく、事前登録や接続時の認証なしで気軽に使えるのが特徴。フリースポットの仕組みには、課金や認証のシステムが用意されていないが、これについてメルコ側は、システム構築コストや信頼性確保のコストが大きくなり、有料サービスを考慮するとかえって採算がとれないための判断だと述べた。

メルコの代表取締役社長、牧 誠氏。
FREESPOTは他社有料スポットサービスを「食ってしまう」のではなく、補完するものだという。


 フリースポット向けに提供されるアクセスポイントは、メルコが一般に市販している製品と比べ、大きく3つの機能追加がなされている。

 まず1つめが、利用者間のセキュリティを確保するための「PS(Privacy Separator)機能」。これは、アクセスポイントを利用している端末同士の通信を禁止するというもの。利用者はインターネットアクセスは行えるものの、隣のノートパソコンの共有フォルダを参照したりはできない。

 2つめは「PT(Popup Technology)」機能。利用者が最初に接続したときだけ、オーナーが登録した特定のURLのホームページをいっしょに表示させることができる。ポップアップされるウェブサイトについては、地域情報のおしらせや広告などに利用される。このポップアップが、設置するオーナーへのインセンティブということになる。アクセスポイントごとにURLが変更できることから、非常にローカルな用途にも利用できるという。

 そして3つめは「ATC(Access Time Control)機能」で、混雑時間帯や閉店中のフリースポットへのアクセスを停止できる機能だ。利用可能な時間帯をあらかじめ登録しておけるので、いちいち手動でオンオフする必要がなく、忙しい飲食店などでも運用しやすいだろう。

 メルコが提供する「FREESPOT導入キット FS-01」は、アクセスポイント1台のほか、訪問設定サービス、販促・運用支援ツールなどセットで39,800円。このほかにブロードバンド回線の導入が必要だが、おおよそ5〜6万円もあれば無線LANアクセスサービスを提供できることになる。メルコはPCベンダーやISPなどと共同でFREESPOT協議会を設置、メディアなどへの広報活動などを行いながら、FREESPOTの普及を推進していくとしている。

FREESPOT導入キットFS-01。このほか「のぼり」やポスターなどのFS-02(4,800円)も。


 また、あわせて「どこでもオフィス」、BAO(BUFFALO Anywhere Office)サービスも発表された。こちらは、ルーセントのVPN/認証製品との組み合わせによって、自宅や出張先、FREESPOTなどからセキュアなリモートアクセスをおこなえるようにするソリューション。

 ルーセントのVPNファイアウォール「Brick」、IEEE802.1x/EAP対応のRADIUS認証サーバ「NavisRadius(メルコからはAirStation Radiusとして提供)」などを組み合わせて、ビジネスでも安心して利用できる無線アクセス/リモートアクセスを実現するもので、同様のシステムを総務省東北総合通信局のユビキタス実証実験で提供しているという。
《RBB TODAY》

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