トレンドマイクロ、法人向けのウイルス対策構想を発表。パターンファイル配布から「ポリシー」配布に | RBB TODAY

トレンドマイクロ、法人向けのウイルス対策構想を発表。パターンファイル配布から「ポリシー」配布に

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トレンドマイクロ、法人向けのウイルス対策構想を発表。パターンファイル配布から「ポリシー」配布に
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 トレンドマイクロは、法人向けのウイルス対策の新構想「Trend Micro Enterprise Protection Strategy(トレンドマイクロエンタープライズプロテクションストラテジー/TM EPS)」を発表した。

 TM EPSは、トレンドマイクロのセキュリティ製品を集中管理するための管理ソフト「Trend Micro Control Manager」によって、ウイルスの発生から収束(新種発見から対策準備、感染時の検出・駆除、回復、事後診断)までの「ライフサイクル」を集中的に管理できるようにする。ウイルスの検出と駆除という現行製品の機能に加え、事前対策と事後処理にも力を入れるというもので、ウイルス解析機関「TrendLabs(トレンドラボ)」のもつ知識をサービスとして提供できるようにするという。

トレンドマイクロCEO スティーブ・チャン氏


 新しいウイルスが「いつ来るか分からない」「来たときにどう対処していいか分からない」という企業のITマネージャーに対し、対策準備や検出・駆除、事後処理の各段階についてトレンドマイクロやパートナー企業がツールやノウハウを提供することで、企業内のウイルス対策や外部への再感染の防止などを実現する。

 今回発表されたTM EPSのコアとなる「Trend Micro Control Manager」は、トレンドマイクロから配信される「アウトブレークコマンダーポリシー」を受け取り、自動もしくは手動で管理下にあるウイルス対策製品の設定変更やパターン更新などをおこなう。アウトブレークコマンダーポリシーは、ウイルスの大規模感染を予防するための推奨ポリシー(設定および動作の集合)で、ウイルスの行動や特徴によって定義される。必要な設定や操作が、あらかじめまとめられた状態でポリシーとして配布されるため、企業のシステム管理者やセキュリティ管理者の負担が軽くなるのがポイント。

 TM EPS対応製品のロードマップとしては、2002年第4四半期をめどに管理ツールのTrend Micro Control Managerと、インターネットメール向けのセキュリティ製品「InterScan Messaging Security Suite」が発売され、その後、ServerProtectやウイルスバスター コーポレートエディションなどもTM EPS対応版が順次提供される予定になっている。

 トレンドマイクロではさらに、複合型ウイルスの侵入経路多様化に対応するため、ファイアウォールベンダーなどと連携してインターネットからの侵入防止の仕組みを構築していくとも述べた。
《RBB TODAY》

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