パステムセゾン、802.11bによる店舗内無料インターネット「hot-point」を全国で展開へ | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

パステムセゾン、802.11bによる店舗内無料インターネット「hot-point」を全国で展開へ

ブロードバンド その他
 パステムセゾンは、無線LANを利用した店舗内インターネット接続サービス「hot-point(ホットポイント)」の提供を開始すると発表した。無線LAN対応ルータやブロードバンド回線をパッケージにしたサービスで、レストランやホテル、喫茶店などへの普及をはかる。

 当初のサービスエリアは北海道(札幌)と東京(秋葉原・渋谷・麹町)。現段階では具体的な店舗名などは公表されていないが、パステムセゾンでは、全国37,000か所でのスポット設置を目指している。

hot-pointロゴ
hot-pointのロゴマーク。
加盟店にはこれが掲示される

 hot-pointは、ハード・回線・ブランドのパッケージとして提供される。無線LAN対応ルータ(ビー・ユー・ジー製:MN128-SOHO Slotin + 無線LANカード)やADSL回線、設定工事などをパックにした「hot-pointスタンダードプラン」は初期費用が99,800円、月額コストは6,492円からとなっている。月額コストには、ADSL回線の利用料や「のれん代」が含まれる。

 こうしたアクセスポイント設置・運営に必要な費用は、hot-point導入店舗の負担となるが、hot-pointロゴの掲示などにより、店舗が独自に回線を引き、アクセスポイントを設置して同様のサービスを提供するよりも、顧客へのアピール面で有利だとしている。hot-point設置場所では、ユーザは基本的に無料でインターネット接続が利用できるが、店舗によっては、インターネットカフェのように時間単位での料金徴収もありうるという。

 このサービスを特徴づけているのは、家庭のアクセスポイント感覚で使える気軽さだろう。ESSIDを「Any」、WEPを「使用しない」とすることで、設定変更の手間や店舗側の利用者サポートの負担を軽くしている(最終的には店舗判断にまかされており、WEPを有効にしてもよい)。また、インターネットに接続する際に、特別な認証作業も必要ない。

 ただ、「WEPオフ」「認証なし」に加え、同一アクセスポイントに接続しているPC間の通信を遮断しないなど、セキュリティ面ではやや不安を覚える部分があるため、利用の際には、ファイル共有設定などの再確認が必須といえそうだ。
《RBB TODAY》
【注目の記事】[PR]

特集

page top