NTTグループ、Bフレッツの積極展開や固定電話のIP網統合などでデータ系へシフト。3カ年経営計画の中で | RBB TODAY

NTTグループ、Bフレッツの積極展開や固定電話のIP網統合などでデータ系へシフト。3カ年経営計画の中で

ブロードバンド その他

 NTTは、2002年度から2004年度までの経営方針をまとめた「NTTグループ3カ年経営計画」を公開した。Bフレッツの提供エリア拡大やグループ各社のISPサービスの統合などデータサービス系を強化する一方、固定電話投資の停止や、固定電話のIP網統合など、音声サービスの低コスト化が打ち出されている。

 Bフレッツについては、料金やメニュー構成などのほか、ピンポイントでの施設整備によってユーザからの申し込みに即応できるエリアを拡大する。あわせて、CUGや映像配信など地域IP網を使ったサービスの強化、NTT-BBのBROBAサービスによるコンテンツ事業の拡大もはかるという。

 データ系ではこのほか、無線LANによる屋外ブロードバンドアクセスについても推進するとしているが、NTTグループ各社がそれぞれ展開していくとしており、この部分についてはリソースを集中する方向性は示されなかった。無線LANホットスポットサービスは、現在NTT地域会社、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモなどがそれぞれ実験や本サービス準備を進めている。

 また、グループ各社がそれぞれにおこなっているインターネット接続サービス(ISP事業)については、料金低廉化への対応や、規模の拡大が必要との見方から、段階的な統合を行うとしている。

 その一方で、固定電話については利用の縮小が加速すると予想しており、固定電話網とその運用システムへの投資を停止、IP網への統合を図る。

 この計画が順調に実行されていけば、「電話のNTT」から「ブロードバンドのNTT」に変わる第一歩になると思われるが、Bフレッツエリア拡大姿勢についてわざわざ「ピンポイント」と断り書きがあったり、無線ホットスポットでリソース集中をしないとしているあたり、まだ先は険しそうだ。
《RBB TODAY》

編集部のおすすめ記事

page top