NTT、音声サービスへのIP導入報道を否定。具体的な計画ない、と | RBB TODAY

NTT、音声サービスへのIP導入報道を否定。具体的な計画ない、と

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 NTTは、10日付の日本経済新聞などがおこなった、NTTグループが音声サービス(電話)を10年後をめどにIP網に移行するという報道について、そうした計画はないと否定した。

 音声トラフィックのIP網への統合は、さらなる通話料金の引き下げにつながるものとして期待する声があるが、NTT東西の場合、県間通信が規制されている。このため、市内および県内市外の音声トラフィックだけをIP網に統合しても、それ以外のコストも下がらなければトータルでの値下げにはつながらない。このため、そうした値下げ期待が現実的かは疑問が残るところだ。

 一方、県内市外および県外については、現在すでにIP網を使った通話サービスがある。フュージョン・コミュニケーションズで、同社は市外通話料金を一律3分20円で提供している。このため、この区間にNTTコミュニケーションズがIP網によるサービスを開始したところで新味がないとも言える。

 ゆくゆくはIP技術が導入されていくこともあると思われるが、ユニバーサルサービスとして安定して提供されることや、FAXやアナログモデムなどの既存機器との親和性があれば、エンドユーザにとってはIPかどうかは実は大した問題ではないだろう。通話サービスについては、慎重な判断を期待したい。
《RBB TODAY》

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