トレンドマイクロCTO来日。今後の要注意プラットフォームは.NETとワイヤレス、と | RBB TODAY

トレンドマイクロCTO来日。今後の要注意プラットフォームは.NETとワイヤレス、と

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 26日、トレンドマイクロのCTO、エバ・チャン(Eva Chen)氏の来日にあわせて記者懇談会がおこなわれた。その席でチャン氏は、今後のウイルスのターゲットとして、マイクロソフトの.NETプラットフォームと、PDAや携帯電話などのワイヤレス端末について特に警戒していると語った。

 エバ・チャン氏はトレンドマイクロの共同創設者で、1997年から日本のトレンドマイクロでも取締役技術開発部門統括責任者(CTO)を勤めている。

 フロッピーディスクなど記録メディアベースでの感染から現在のインターネット経由での複合攻撃型へ進化したウイルスの今後について、チャン氏は、ワイヤレス端末を対象とすることが予想されるとし、携帯電話端末のOSが高度化して3G化などによる帯域拡大が進むにつれて、携帯電話の中で自律的に動作し、他の携帯電話などに感染を広めるような「ウイルス」が登場するだろうと指摘した。

 トレンドマイクロでは昨年9月に、Java対応携帯端末などもカバーするアンチウイルス技術で特許を取っており(米国特許第6,272,641号「Web経由で受信されるJavaアプレットやアクティブXコントロールなどのアプリケーションにおけるセキュリティ技術」)、こうした事態に対しても備えを進めている。また、PocketPC(WindowsCE)向けのアンチウイルスソフトもリリースしており、最近よく言われるようになった「ユビキタス」時代への対応が着実に行われていることをうかがわせた。

 また、氏がもうひとつのターゲットとして挙げた「Windows.NETプラットフォーム」については、MSIL(Microsoft Intermediate Language/マイクロソフト中間言語)ベースのウイルスが増えると予測、現在アメリカでのみ販売されている不正なアプレットやActiveXコントロールなどを検出するソフトウェア「InterScan AppletTrap」を日本国内でも販売する予定だと述べた。

 ちなみに、マイクロソフトWindows .NET Serverの国内出荷は本年中の予定で、現在は2001年11月リリースのベータ3バージョンでのテストが行われている。トレンドマイクロではWindows .NET Serverの発売に合わせて、サーバ向けアンチウイルスソフト「ServerProtect for Microsoft .NET Server(仮称)」の投入を予定している。
《RBB TODAY》

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