NTTなど、Bフレッツ利用の福岡市立こども病院の入院患者を対象にe-ライフアメニティサービス実証実験 | RBB TODAY
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NTTなど、Bフレッツ利用の福岡市立こども病院の入院患者を対象にe-ライフアメニティサービス実証実験

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 NTTグループ、NTT西日本 福岡支店、福岡市立こども病院・感染症センター(以下福岡市立こども病院)ならびに財団法人九州システム情報技術研究所は、福岡市立こども病院に長期入院中の小児患者を対象に、アクセスラインにBフレッツを利用したe-ライフアメニティサービスの実証実験を行う。期間は3月より約3カ月間の予定。

 ここでいうe-ライフアメニティサービスとは、長期間の入院により心理的なストレスを感じている小児患者に対して、インターネットを利用したインタラクティブなコミュニケーション環境を提供することにより、患者の持つストレスを少しでも軽減させることを目的としたもの。こうした試みは以前から行われていたが、今回アクセスラインに光ファイバを利用したBフレッツを採用することで、より情報量に富んだコミュニケーション環境の構築が可能となった。

 本サービスでは、以下のような機能がサポートされ、それぞれの機能がどの程度患者の心理的負担軽減に寄与したか、あるいはe-ライフアメニティサービスを構成するシステムとしての有効性が検証され、評価されることになる。

・タッチパネルによる操作インターフェース
・家族・自分のステイタスを確認できる状態情報交換機能
・呼びかけにより自動的にコミュニケーションが始まる動画像通信機能
・多地点を結んだ仮想授業機能
・常にカメラの中央に人物をとらえる自動追跡型カメラによる会話機能
・音声指令によるロボット・ネットワークカメラ操作機能

 NTTグループなど今回の実験実施機関では、今回の実験結果を今後のe-ライフアメニティサービスの発展、さらには対象を一人暮らしの高齢者にも広げた、ロボットと人間との対話による新しいコミュニケーションシステムの構築に役立てたいとしている。
《RBB TODAY》
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