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NTTとスカパー、光ファイバを利用した映像配信実験を開始。インターネット&放送同時利用の技術検証を目的に

ブロードバンド その他
 日本電信電話(NTT)とスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(SPTV)は、光映像配信の技術検証を目的とした共同実験を今年3月に開始すると発表した。超高速インターネットが利用可能な東京都新宿区の一般向けブロードバンドマンションの居住者を対象に来年1月まで実施する予定だ。

 本実験は、B-PON技術により一芯の光ファイバ上で異なる波長光を多重化(3波多重)して利用することにより、最大100Mbpsのインターネット通信と同時に、高画質デジタル映像(MPEG-2) の片方向・多チャンネル(最大500チャンネル)配信を実現するというもの。B-PON(Broadband Passive Optical Network)は、最大100Mbpsのマルティメディアサービスを低コストで提供することを目的にNTT研究所が開発した光アクセスシステムで、帯域確保と波長多重化を実現するもの。

 両社の役割としては、NTTが光映像配信技術の提供および実験通信設備構築と運用を、SPTVが映像送信設備構築と運用およびコンテンツ提供をそれぞれ担当する。

 両社は、「共同実験による技術検証を踏まえて、本格的な光ファイバの普及に向けたビジネスやサービスのあり方等の検討を行う」としているが、商用化など具体的な計画は明らかにしていない。
《RBB TODAY》
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