アナログ・デバイセズ、ADSLライン・ドライバの電力消費量を削減するアーキテクチャと製品を発表 | RBB TODAY

アナログ・デバイセズ、ADSLライン・ドライバの電力消費量を削減するアーキテクチャと製品を発表

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 半導体大手のアナログ・デバイセズは、米国サンフランシスコで開催されているISSCCにおいて、ADSL回線の電力効率を大幅に改善するアンプ・アーキテクチャ「アダプティブ・リニア・パワー(以下、ALP)」と、ALPアーキテクチャを採用した最初の製品となるADSLライン・ドライバ「AD8393」を発表した。AD8393は、消費電力を抑えた単一電源タイプのチップで、ポート密度をさらに向上させる可能性がある。

 ALPアーキテクチャは、ADSL回線を流れる信号のピーク値を予め予測し、必要となる電力量に応じてシステム内部の電源電圧を可変させるというもの。ALPアーキテクチャを採用した「AD8393」は、フルレートのADSL交換局用ライン・ドライバ(ADSL信号の出力を増幅し、長距離伝送を行う為の半導体)として開発され、全消費電力量は575mW〜624mW。12V単一電源で18V以上の信号電圧の供給が可能になる。。

 電話交換局のシステムでは、ライン・ドライバの消費電力がポート当たりの全消費電力の60%以上にも達すると言われ、交換局毎に増設できるポート数の制限となっている。同社は、ALPアーキテクチャを開発したことにより、交換局に増設できるポート数の大幅な拡大が可能になるとしている。
《RBB TODAY》

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