イー・アクセス、8Mbpsサービスの提供の遅れは交換局の設備状況に影響されると | RBB TODAY

イー・アクセス、8Mbpsサービスの提供の遅れは交換局の設備状況に影響されると

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 掲示板などでも書き込みが増えており、話題になっていることに「イー・アクセスの8Mbpsサービス提供の遅れ」というのがある。そこで、イー・アクセスに聞いてみたところ、どうやら交換局によって明暗を分けていることが判明した。つまり、ポート(交換局のADSL接続のための設備)の空きがあれば、新規ユーザであろうと1.5Mbpsからの移行ユーザであろうとサービス開始となるが、まったく空いていないと増強待ちとなるのである。

 実際、今年になってから8MbpsのADSLサービスを提供している同社の交換局リストには、少しづつ完売局が増えていた。そして、21日にはついに東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府の6都府県で合計60局を数えることになった(1月21日掲載)。このとき公開された予定では、早くても2月8日、遅ければ3月31日に増設されることになっていた。

 この状況とまったく同じなのが日本テレコムのADSLサービス「J-DSL」である。J-DSLの場合、8Mbpsサービスを提供しているのは北海道の北海道伊達局のみなので、設備が逼迫しているのは1.5Mbpsサービスであるが、今年に入ってから少しずつ増えていった完売局も、今では北海道、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府でそれぞれ約50〜80%ほどを占めるほどになっている。またアッカ・ネットワークスも、8Mbpsサービスの受け付けを開始したばかりほどではないものの(10月末)設備増強を繰り返しており、余裕があるとはいいがたい状況だ。

 3社とも共通しているのは「完全なポート不足」である。昨年までは何とかやりくりしていたのが、ADSLユーザの急増により底をつき、設備増強が追いつかなくなっているということのようだ。
 
 ただし、イー・アクセスの場合、昨年12月14日に、「17日までにISPから変更申し込みが届いていると2002年1月上旬〜中旬に、それ以降の申し込みは移行に約1か月かかる」とアナウンスしたことが完全に裏目に出ていた。年が明けても一向にはじまらない8Mbpsサービスに対して、あちこちで不満が出てきたのである。

 こうした状況について同社は「12月時点では、アナウンスとおり1月上旬から中旬にかけて増強できる予定だった。しかし、実際にNTT東西に書類を提出すると、「ポートの空きがない」との返事が返ってきた。それでも、再確認したり、支店への実地調査を行ったり、構成変更したりと、NTTと交渉している。」と語っている。

 イー・アクセスが少しでも早く8Mbpsサービスを提供しようと努力していることはわかったが、こうした努力がユーザに通じているとはいえない。というのも、これまで各ISPを通じて問い合わせをしても同社に問い合わせても、返事をもらえないユーザが数多くいるからである。

 ここにきて事態を収拾するためか、今週になってからイー・アクセスは、メールではなく手紙で利用している交換局の設備増強がいつになるのか、その予定を郵送している。

 なお、この21日以降、今日まで東日本エリアで6局、西日本エリアで4局、いずれも当初の予定を大幅に前倒しして増設が完了した。こうした予定変更は歓迎するので、どんどん前倒ししてほしいものだ。
《RBB TODAY》

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