総務省発表の10月末のDSL普及状況、全国で約92万加入に。一ヶ月で27万増にペースアップの一方、NTTフレッツは東日本でシェア50%を割り込む | RBB TODAY
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総務省発表の10月末のDSL普及状況、全国で約92万加入に。一ヶ月で27万増にペースアップの一方、NTTフレッツは東日本でシェア50%を割り込む

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 総務省は、NTT回線を利用するDSLについて、10月末の加入者数を公表した。それによると、10月末日時点での全国での加入総数は921,867。このうちNTT東日本エリアが531,966、NTT西日本エリアが389,901。

 前回9月末分の発表と比較すると、全国で271,071の増加となっており、前月の14万強の増加のさらに倍近いペースで利用者が増えたことになる。10月中の東日本エリアの総増加数は140,562、西日本エリアの増加数は130,509で、増加のペースに東西の差はほとんど見られなくなった。このペースがさらに加速するようであれば、年内に100万どころか150万加入突破も十分ありうる。対するCATVインターネット接続は2001年9月末で115万加入、今年末の時点では135万〜140万程度に達すると推定されるため、年内にも、CATV・DSLのユーザー数逆転と、ブロードバンドユーザー300万突破が達成される可能性が出てきた。

 フレッツ・ADSLのシェア低下は今月も続いており、フレッツ・ADSLの新規加入が77,928に対し、NTT東西以外の事業者によるものは193,468の新規加入を獲得している。これにより、NTT東西(フレッツ・ADSL)のシェアは、NTT東エリアで48.7%(▲7.2ポイント/対9月末)、NTT西エリアで52,9%(▲12.1ポイント/対9月末)となった。

 フレッツ・ADSL 8Mタイプのサービス開始(12月25日)までに、ベンチャー系事業者がどこまでユーザを獲得できるかが今後の注目点となりそうだ。
《RBB TODAY》
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