500万人達成後も会員数は順調に増加。プロバイダからパートナーへと変化する@nifty | RBB TODAY
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500万人達成後も会員数は順調に増加。プロバイダからパートナーへと変化する@nifty

ブロードバンド その他
 「@nifty会員数500万人達成」を記念して11月1日に都内で開かれた会見の中で、ニフティの渡辺武経社長は、今後の方針や抱負などについて語った。

 @niftyは10月22日に、@nifty会員(接続会員)および数万人程度のCombo会員(コンテンツ会員)を合わせ、会員数500万人を達成した。会見が開かれた11月1日は、InfoWebとの統合2周年、さらにはブロードバンドコンテンツ提供開始から1周年目にあたり、ニフティにとっては特別な日となった。

 会員数については現在も順調に推移しており、料金値下げ発表および8Mbpsサービス申込受付け開始の10月上旬からは、それまでの3倍の伸び率を示しているという。同社は、8Mbpsサービスがスタートし、今後はさらなる増加率のアップを見込んでいると語り、自信の程をうかがわせた。

 コンテンツ面では、現在61のブロードバンドコンテンツを揃えているが、今年度末には100を超えるコンテンツの提供を目指すという。現在は映画系が16コンテンツで一番多く、テレビ・ラジオが15とそれに続くが、今後は実用系コンテンツの充実にも力を入れていくようだ。

 同社は、ニフティサーブ時代から提供しているフォーラムをはじめ、ネット上のコミュニティに強い@niftyを謳っているが、パソコンから一般電話へのインターネット電話サービスの年内実現、ビデオチャット、総合コミュニケーションサービスの提供など、コミュニティ関連のサービスをさらに充実させていく方針だ。

 また、自己実現支援を@niftyの特徴としてあげ、映像、音楽などのデジタルコンテンツ制作の才能をもつ会員にデビューのチャンスを提供するサービスとして、自作コンテンツの販売を可能にする個人間決済サービスの導入も検討しているという。毎年行っているHPグランプリも、自己実現支援の一環として継続していく方針を明らかにした。

 さらに、提供予定のサービスとしては、セキュリティ総合サービス、新ストレージサービス、FTTH本格対応などがあげられた。ADSL、CATV、携帯電話ほか多様なアクセスラインイに対応する同社だが、FTTHへの本格対応も待たれるところだ。

 最後に渡辺社長は、“With Us, You Can”をメッセージに、プロバイダからパートナーへと変わっていく@niftyを強調して会見を終えた。
《RBB TODAY》
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