Yahoo! BB、1191通の「モデム送付案内メール」を誤送信。10月から新たにモデムの発送時期を繰り上げるなかでのミス | RBB TODAY

Yahoo! BB、1191通の「モデム送付案内メール」を誤送信。10月から新たにモデムの発送時期を繰り上げるなかでのミス

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 Yahoo! BBは10月以降、ISDN回線または他社ADSLサービスに加入したまま本申し込みをしている申込者に対して、モデムを発送する時期を繰り上げた。これにともない、10月27日には約3万5000個のモデムを発送したが、その際、1191通の「モデム送付案内メール」を、本来なら送るはずではない申込者に向けて他人のIDつきで誤送信するミスをしていたことを明らかにした。同サービスではこれまでにも、案内メールなしで突然モデムが送られてくるなどの「ドタバタ」が続いていたが、今回のエラーは個人情報がからむだけに論議を呼びそうだ。

 この案内メールの誤送信は、メールを送信する際に使ったプログラムの一部に誤りがあったために起こったもの。メール本文の前には各申込者のIDが表示されたまま、本文が重複した状態で次々に誤送信された。その結果、1192番目にメールを発信したユーザーのもとには、1191人分のIDと本文が送られた。

 今回のエラーは、同社が一部の本申込者に対してモデムを発送するタイミングを早めたなかで起こったものだ。従来、同社が取っていたモデム発送のシステムでは、申込者を机上調査にかけたあと、以下の2つのパターンにわけていた。

■アナログ・ダイヤルアップ接続の申込者
 机上調査で「OK」が出れば、すぐにモデムを発送する。

■ISDN回線、または他社ADSLサービスに加入したままの申込者
 机上調査で「NG」が出たあと、ユーザ自身がISDN回線のアナログ戻し、または他社ADSLサービスを解約し、Yahoo! BBのサイトを通じてその旨を同社に連絡。これを受けて同社がモデムを発送すると同時に、ジャンパー工事にかける。

 同社ではこのしくみを10月から変え、ISDN回線や他社ADSLサービスに加入したままの申込者に対しても、アナログ・ダイヤルアップ接続の申込者と同じタイミングでモデムを発送しているという。

 この変更について同社では、「以前のモデムの発送パターンでは、どうしてもタイムラグが発生する。ISDN回線や他社ADSL回線のままのお客様に関しては、ネットを使えない空白期間が発生してしまう。モデムを送るタイミングを早めたのは、お客様のADSL回線が開通すればすぐに使えるようにするため」という。

 だが現状、業界各社が相次いで下り8MbpsのADSLサービスをスタートさせるなか、「かけもち」で申し込んでいるユーザも多い。そのため一部の申し込み者のなかには、「モデムを早く送るのは、解約されるのをふせぐためではないか?」などとうがった見方をするユーザもいる。

 一方、モデムの送付案内メールに関して同社では、「8月頃までは作業が混乱していた。そのために案内メールなしでモデムを発送してしまうミスもあり、お客様にご迷惑をおかけする結果になってしまった。現在では体制が整い、基本的にはモデムを発送するすべてのお客様にメールを送っている」としている。
 
 なお同社では11月1日から、電話サポートをスタートさせることも決めている。サポートデスクの電話番号に関しては、「ウェブ上、もしくはメールなどでお知らせする。どんな告知のしかたをするかは、煮詰めている段階」としている。
《RBB TODAY》

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