NTT東、Biportableのトライアル成果を公開。端末機器の軽量化などの問題を含むものの、良好な成果をあげる | RBB TODAY
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NTT東、Biportableのトライアル成果を公開。端末機器の軽量化などの問題を含むものの、良好な成果をあげる

ブロードバンド その他
 NTT東日本は、3月21日〜8月31日まで渋谷駅周辺で実施されたBiportable(バイポータブル)のトライアル結果をWebサイトにアップした。報告によると、トライアル結果はおおむね良好だったようで、2002年春を目処に、無線基地局・無線カードの商用バージョンを開発、本格的な展開を検討するとしている。

 トライアルで使用されたAWAは、既存の無線LANと比較して通信速度が4倍強と帯域が太いという特徴がある。無線LANとしてみた場合、複数台の端末が同時に利用しても安定してブロードバンド環境を提供できることが検証された。また、シームレスな利用としてみた場合、外出先でも自宅での環境がそのまま利用できることに対して利用者の反応は非常に好評だったという。その反面、今後の課題として、利用範囲を拡大と端末機器の軽量化があげられている。

 コンテンツ利用という点では、本トライアルでは2Mbpsでのオンデマンド配信や音楽のインターネットライブ、映画試写会などさまざまな実験を実施してきた。これら映像関係では、モニタ・パートナーとも満足度は高かったようだ。しかし、TV会議など、インタラクティブ型アプリケーションでは、慣れないといった心理的なハードルがあることが判明したという。
《RBB TODAY》
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