近畿総合通信局、近畿地方のDSLサービスの現況を公表。8月末で約9万9千加入、フレッツ・ADSLは76%と依然高シェア | RBB TODAY
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近畿総合通信局、近畿地方のDSLサービスの現況を公表。8月末で約9万9千加入、フレッツ・ADSLは76%と依然高シェア

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 総務省近畿総合通信局は、DSLサービス加入者数の現況(2001年8月末)について公開した。それによると、2001年8月末時点では近畿地方全体でNTT回線を使用するDSLユーザは98,772加入。同時期の全国合計は510,339加入で、このうち19.4%を占めている。

 NTT回線を使用するDSLサービスについては、県別の加入状況は以下のとおり。サービス提供時期の早かった大阪府はエリア内で6割強の加入者数を抱え、兵庫県・京都府がそれに続く。一方、和歌山県・滋賀県は8月末時点でも2,000加入に満たないという状況だ。ただ、こうした地域は本年4月にようやくサービスが開始されたばかりという事情もある。

大阪府:61,059(61.8% +8,020)
兵庫県:18,285(18.5% +4,052)
京都府:14,405(14.6% +3,018)
奈良県:2,257(2.3% +1,026)
滋賀県:1,560(1.6% +835)
和歌山県:1,206(1.2% +500)

(数字は加入数。かっこ内は近畿エリア内でのパーセンテージと7月末→8月末での増加数)

 なお、近畿圏の98,772加入のうち、74,692加入はフレッツ・ADSLサービスを使用しており、NTT西日本のシェアは実に75.6%にのぼる。もっとも、ベンチャー系の事業者は人口密集地である首都圏に注力することが多く、フレッツ・ADSLをユニバーサルサービスに近いかたちで提供しようとしているNTT西が高いシェアとなるのは半ば当然と言える。

 このほか、上記の数字には含まれていないが、滋賀県については有線放送電話網を使用するDSLサービスも4事業者から提供されていて、これら4事業者合計の加入者数は1,478(2001年8月末)。
《RBB TODAY》
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