JANISが速度の出ないNTT回線用に新コースを追加。最大960kbpsで月額5,200円 | RBB TODAY
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JANISが速度の出ないNTT回線用に新コースを追加。最大960kbpsで月額5,200円

ブロードバンド 回線・サービス
 JANISネットワーク(長野県・ADSL)が、速度の出ないNTT回線を使用しているユーザのために新型モデムを使用した新コース「リーチコース」を追加した。

 ADSLは、局舎からの直線距離が長くなると速度が減衰、また線路損失値が高い場合には、リンクの確立もできない。同社の調べによると、NTT回線ではプライベートコースの設定速度である下り1.6Mbpsで接続できているユーザは約7割、局舎から3km以上離れていたり、線路損失値が52.5dBあると接続が不可能となるという。なお、有線回線では、ほとんどの回線で設定速度での接続ができているということだ。

 リーチコースは、上記のような悪条件でも640〜960kbpsで接続できるとされるPARADYNE製の新型DSLモデムを導入し、従来ならばADSLを利用することができなかったユーザでも利用できるようにした。速度は上下とも最大960kbpsで、月額利用料は5,200円+300円(NTT回線利用料)。その他のサービス内容はプライベートコースと同様。

 今後、同社はNTT局舎から3km以上離れている地区での申し込みに対して、加入者の了解を得たうえで、原則としてリーチコースを適用する方針でいる。また、距離に関係なく、誰でも新規申し込み時にはリーチコースを希望することもできる。

 従来コースからリーチコースへのコース変更には、変更料金2,000円+NTT局内工事費2,000円が必要となるが、7月末までは変更料金の2,000円が無料となるので、希望者は同社に連絡してみてほしい。

 また、同社は、7月より全コースのホームページ容量を10Mバイトから20Mバイトに、エントリーコースの上り速度を91kbpsから272kbpsに、プライベートコースの上り速度を272kbpsから544kbpsに増速する。
《RBB TODAY》
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