サンシャイン60でCATV2001開催。ネット関連ではコンテンツ配信と無線アクセスの展示が多数 | RBB TODAY

サンシャイン60でCATV2001開催。ネット関連ではコンテンツ配信と無線アクセスの展示が多数

ブロードバンド その他

 CATV関連のハード・ソフトを一同に集めた事業者向けの展示会「CATV2001」が、東京池袋のサンシャインシティで行われている。

 今年の主役は、インターネット接続関連と、BSデジタル放送のデジタル配信のようだ。このうち、インターネット関連では、ブロードバンドコンテンツの配信技術や、無線アクセスなどが目に付いた。

 コンテンツ配信では、キャッシュサーバなどハードウェアの展示のほか、ブロードバンドエクスチェンジ(BBX)のように、コンテンツ配信用に広帯域バックボーンとIXを構築しようという企業の展示もおこなわれていた。BBXは、コンテンツ配信のための「近道」として、コンテンツ提供者とエンドユーザの間の帯域を広げ、かつ、ネットワーク上での距離(ホップ数)を縮めることによってスムーズなコンテンツ配信をおこなう計画。

 また、無線アクセスは、CATV事業者がインターネット非対応マンションのユーザに対しても、インターネット接続サービスを提供できるようにするためのもの。電柱の間を張り巡らされているケーブル網に無線のアクセスポイントを設置することで、引き込み工事無しで近隣の家庭にインターネット接続を提供できる。管理組合との折衝が不要であったりと、双方向化工事よりも手軽にサービスインできるのが特徴だ。

 同様のコンセプトの展示として、VDSL関連機材もいくつか見受けられた。集合住宅内にVDSLのDSLAMを設置して、建物内はVDSLで通信することにより、建物内の共聴アンテナ配線を変更せずにインターネットが利用できるようになる。

 この場合、建物や無線アクセスポイントからインターネットまではCATV網を使用することになる。もちろん、そうしたCATVのケーブル以外でのインターネットサービスが提供されるかどうかは個別の事業者の判断によるが、ユーザ獲得の手段としてはなかなか魅力的なのではないだろうか。

 また、既設の同軸ケーブルを利用して双方向サービスや広帯域化を実現するための機材も展示されており、集合住宅だからCATV以外のインターネット接続を選択しなければならない、という状況は今後改善されていくようだ。
《RBB TODAY》

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