ネットワーク機器の開発・販売を行うアライドテレシスは、同社の高機能ルータ「CentreCOM ARファミリー」について、IPv6への対応の次期や内容を公開した。それによれば、エンドユーザへのファームウェアの提供は今年秋から順次おこなわれるとのことだ。IPv6、IPv4のネイティブネットワークへの対応とあわせ、移行技術として「IPv6 over IPv4トンネリング」(IPv4ネットワークを経由して遠隔地のIPv6ネットワーク同士を接続する技術)もサポートされる。 IPv6対応予定のルータは以下の5モデル。 ・CentreCOM AR300 V2 ・CentreCOM AR300L V2 ・CentreCOM AR320 ・CentreCOM AR720 ・CentreCOM AR740 これらの製品は、本年秋以降、IPv6対応ファームを搭載して販売される予定。また、既存ユーザ向けには、ファームウェアの有償提供もおこなわれるとのことだ。 6月6日からのNetWorld+Interop 2001 TOKYOでは、ベータ版のIPv6対応ファームを搭載したAR720とAR740が、IPv6 Showcaseにてデモンストレーション展示される予定となっている。