ヤマハは、同社のルータ用に、IPv6対応のファームウェアを6月から順次提供を開始すると発表した。新ファームウェアは従来のIPv4関連の機能も継承するため、ネットワーク構成を変えずにIPv6が利用できるようになるのが特徴。 IPv6を現行のIPv4ネットワークと混在させるための移行技術として、「IPv6 over IPv4トンネリング」と「IPv4 over IPv6トンネリング」がサポートされる。さらに、IPv4とIPv6の端末が相互に通信できるようにする「トランスレータ」についても、提供が予定されている。 このほか、IPsecやパケットフィルタ、ファイアウォールなどについてもIPv4と同様にIPv6でも利用できるようにするという。 モデルごとの提供予定時期は以下のようになっている。 ・RT140シリーズ 6月上旬 ・RT300i 6月上旬 ・RT105i 7月上旬 ・RTA54i 7月上旬 ・RT52pro 9月上旬 ・RT60w 9月上旬 同社のIPv6対応ルータは、6月6日からのNetWorld+Interop 2001 TOKYOで、IPv6 Showcaseとヤマハブースにてデモンストレーション展示される。
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