清水建設など6社が新会社を設立し、既存集合住宅向けのインターネット接続サービス事業に参入。月額2,980円で1.5Mbpsが利用可能に | RBB TODAY
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清水建設など6社が新会社を設立し、既存集合住宅向けのインターネット接続サービス事業に参入。月額2,980円で1.5Mbpsが利用可能に

ブロードバンド 回線・サービス
 清水建設や日立製作所、三菱地所など6社は、新会社「スーパーリージョナル」を設立し、既存集合住宅・社宅・寮などを対象にしたブロードバンドアクセスサービスの提供をおこなうと発表した。ターゲットユーザーは20代〜30代の、インターネット利用率の高い層である。

 サービス名は「すーぱあねっと(super-r.net)」で、通信速度は1.5Mbps。ADSLを集合住宅に引き込んで、建物内にインターネット接続サービスを提供する。

 サービスメニューは初期費用の有無によって2種類用意されている。

 一般的な集合住宅向けには、初期費用25,000円、月額利用料2,980円というコースが用意されている。初期費用には加入手続料・設置工事費・専用アダプタ利用権が含まれる。1.5Mbpsで2,980円というのは、他の事業者のサービスと比較しても格段に低価格だ。

 一方、社宅や寮など向けに、初期費用なしのコースも用意される。不意の転勤などを想定しているもので、こちらは月額利用料が3,900円。これでも一般的なブロードバンド接続サービスよりも低価格になっている。サービス内容は初期費用ありのコースと同じである。

 このサービスの特徴は、集合住宅の所有者には初期コストの負担をかけないということ。初期導入コストは事業者単独、もしくは事業者と利用者が負担するという。集合住宅のオーナーにとっては、このサービスによってコスト負担なしに所有する建物の魅力を高めることができるというメリットがあり、入居者にとっても、一般的なブロードバンドサービスよりも低価格で利用できるメリットがある。

 建物内の通信方法や、集合住宅から外部への接続に利用されるISP名など、サービスの詳細については現在明らかにされていない。サービス開始は7月の予定。

 同社はADSLでサービスをスタートするが、光ファイバによる引き込みも視野に入れており、さらに高速なインターネット接続も可能になるということだ。
《RBB TODAY》
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