NECは、マイクロソフト、アスキーNTとともに動画や音楽などのストリーミングコンテンツ配信を高速におこなう専用サーバを製品化した。名称は「Internet Streaming Server」。 NECがハードウェアを、マイクロソフトがWindowsMedia Technologiesを、アスキーNTがソリューションを提供することによって製品化されたもので、ハードウェアとしてのエンコードサーバや配信サーバのみならず、著作権管理や課金処理、配信のスケジューリングなどもおこなえるようになっている。 ベースOSはWindows2000 Advanced Serverで、その上にIISとWindowsMediaサービスと管理ツール、そしてアスキーNTの提供する管理ツール類が搭載されている。配信サーバは記憶装置としてIDE RAIDの160GBを搭載、さらに2台でのクラスタ構成が可能となるため、高負荷時でも安定した配信が可能としている。 出荷開始は4月末で、製品構成は以下のとおり。・Internet Streaming Server(エンコードサーバ) 119万円・Internet Streaming Server(配信サーバ) 225万2,800円