同日移行についての続報。読者情報によれば、すでにフレッツ・ADSLでは同日移行が「標準」に | RBB TODAY
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同日移行についての続報。読者情報によれば、すでにフレッツ・ADSLでは同日移行が「標準」に

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 フレッツ・ADSLにおける同日移行工事について、その後複数の読者の方から情報をお寄せいただいた。同日移行とは、INSネット64ユーザがADSLを導入する際に、アナログ回線化工事とDSLモデム接続の局内工事を同じ日に行うことをいう。

 それによるといずれのケースでも、2月初旬の時点で116番で申し込みをしたときに、先にアナログに戻しておかなければならないという注意をまったく受けていないとのこと。実際、アナログ化とDSLの導入が同時に行われているとのことで、ISDN TAをはずして10分ほどでADSLモデムが利用できるようになったというレポートも寄せられている。また、東京23区以外のエリアでも同日移行が広く行われている模様である。

 これらの情報から、同日移行は試行段階ではなく、すでに標準的な工事形態となっていることが伺える。

 ただし、現時点は同日移行の恩恵を受けられるのはフレッツ・ADSLだけのようで、他事業者(イー・アクセスなど)ではまだアナログ化とDSL局内工事の間に3日前後の間隔を開ける必要があるという。これらが事実であれば、独占禁止法などに照らして不当な取引妨害や優越的地位の濫用として問題となる可能性もある(逆に、好意的に見れば「まずNTT自身が広く試みることで同日移行で起きうる問題点を洗い出している」という見方も可能だ)。

 いずれにせよ、同日移行はISDNユーザにとって望ましいかたちである。そもそもISDN(INSネット64)ユーザはNTTの方針に乗って機材や工事費などに自分の金をつぎこんでいるのだ。どの事業者を選んだ場合でも同日移行を実現できるよう、NTTや事業者のさらなる努力を望みたい。

(フレッツ・ADSLの同日移行については多くの方から情報をお寄せいただきました。ありがとうございました)
《RBB TODAY》
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