自宅の間取りを送ればIEEE802.11bの不感場所がわかる。NECが個人向けサービスを12月より試験運用 | RBB TODAY
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自宅の間取りを送ればIEEE802.11bの不感場所がわかる。NECが個人向けサービスを12月より試験運用

ブロードバンド 回線・サービス
 NECは、家庭やオフィスで無線LANシステムを設置する際に問題となる不感地帯や干渉を測定して基地局の設置を支援する「RADIOSCAPE」を開発、11月発売の無線LAN対応のTA「AtermワイヤレスLAN WARPSTAR」を購入したユーザからモニタを募集して12月中旬に試行運用を開始する。

 「RADIOSCAPE」は、ユーザが作成した部屋の間取り図を元に、専用のサーバが電波状態を解析してその結果をユーザに提示するというもの。すべてはWEB上で行われ、3LDKの広さで数十秒で解析、3階建まで対応できる。ユーザは電波状況を把握できるため、適切な無線LANの設置が可能になる。「RADIOSCAPE」では、2.4Ghz帯を使用するBluetoothとIEEE8.2.11b準拠の無線LANが混在したときの干渉の影響も予測することもできるという。 

 現在、専門分野用として同様のシステムがあるが、価格や調査時間の問題で一般家庭での利用は非現実的だった。今後、同社の無線LANシステムを購入したユーザに対するサポートツールとして取り入れられるとともに、アプリケーション・サービス・プロバイダ事業にも発展させる方針だ。
《RBB TODAY》
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